不登校を経験した生徒や発達しょうがいなど困難のある子どもたちとその家族を支援する、静岡県教育委員会社会教育課「ふじのくにi(アイ)マップ掲載」のNPO法人

よくある☆ご質問


よくある☆ご質問

学習センターとは?

 連携している通信制高校に在学する生徒が「3年間で卒業」を実現できるように、学習面・生活面での支援(サポート)をする民間の教育施設です。経営母体は学習塾・予備校・専門学校などですが、それぞれの特色を活かしたノウハウで運営されています。

入学資格

 新入学生は、中学校卒業見込み者(現中学3年生)または中学校既卒者です。
転・編入学生も、随時入学できます。詳細は、募集要項をご覧下さい。

入学時期

 通信制高校の入学時期にあわせて4月と10月の入学が多くなっていますが、転入学については随時受け入れを行っている学校も多くなっています。また、入学と同時に通信制高校にも入学することになります。

入学試験

 入学選考試験も書類選考と面接がほとんどです。筆記試験も行われる場合もありますが、作文や基本的な学力を見る程度です。面接は通常保護者同伴で10分程度。作文のテーマは「私の夢」「自分の将来について」など、各個人の将来に関するテーマが多くなっています。

指導内容

 レポート授業と試験対策授業が基本で、通信制高校卒業に必要な履修科目授業を行います。学校行事やホームルームなどは、全日制高校と変わりません。

次のような人は、学習センターの活用をおすすめします。

[check] 通信制高校のカリキュラムを効率的にこなし、空き時間を有意義に使いたい人。
[check] 高校卒業以外の目的を同時に持つ人。
[check] 通信制高校のカリキュラムを、自学自習で行うことができない人。
[check] 不登校などの経験を持ち、集団生活に抵抗のある人。
[check] 全日制高校と同じように、高校生活を満喫したい人。

あなたのやりたい事は、何ですか?

[check]ゲーム・アニメを作りたい!
[check]車が好き、バイクが好き!
[check]スポーツに打ち込みたい!
[check]ダンス・音楽しながら、高校卒業!
[check]ビューティー・ネイルを、プロに学ぶ!
[check]動物・ペットに関わる!
[check]人の役に立ちたい!
[check]身体・心の専門家からのサポート!
[check]発達障害を、しっかりサポート!
[check]英語が充実。海外へも・・・!
[check]資格取得に、強い!
[check]登校日が、選択できる!
[check]毎日登校型!
[check]最先端のインターネット授業!
[check]あなたの居場所作りを、応援!
[check]個別・少人数指導!
[check]おもしろ授業、大集合!
[check]豊富な体験授業で、夢発見!
[check]小・中学校の基礎から、じっくり勉強!
[check]不登校生向きの、カリキュラムあり!
[check]充実の、スクールカウンセリング!
[check]大学進学指導が、充実!
[check]大学と連携した、学習ができる!
[check]自由な校風!
[check]新しい学校。校舎もきれい!
[check]地元の信頼が、厚い!
[check]高卒認定試験への対応!

学習センターのメリット

 3年間でほとんどの生徒が高校卒業資格が得られることや、さまざまなメリットがあります。

学力に自信がなくても、ほぼ確実に「高校卒業」ができる。

 学力に自信がなく、通信制高校のカリキュラムを自学自習で消化することが困難な人でも大丈夫です。サポート校では、レポートの作成指導や試験対策指導を受けることができるので、ほとんどの生徒が3年間で高校卒業資格取得'ができます。

通信制高校のカリキュラムを効率よくできる

 通信制高校に在籍しながら、自由な時間を有意義に使いたい人にとっては、レポートや試験対策は効率的に済ませてしまいたいものです。アルバイトや習い事、芸能やスポーツのプロを目指した活動をしながら効率よく、高校卒業資格取得ができます。

不登校経験者も無理なく登校できる

 不登校・長期欠席などの経験を持ち、集団生活に抵抗のある人でも生活面や精神面で個別の指導が受けられます。

普通コースでは、全日制高校と同じ学校生活ができる

 通信制高校はスクーリングの日にしか通学しませんが、毎日通学するコースもあります。修学旅行や文化祭・体育祭・校外学習などさまざまな学校行事やイベントに参加する事ができます。

学習センターのスケジュール

 年間予定は学校によってまちまちですが、標準的な一例を紹介します。

年間行事予定表

4~6月

  • 入学式、前期始業式、新入生オリエンテーション
  • 修学旅行、遠足、校外学習
  • 防犯研修、交通安全研修、スクーリング

7~9月

  • 進路相談会、3者面談、3年前期試験
  • 自然教室、夏休み
  • 前期試験対策授業、前期試験、前期終業式、秋休み

10~12月

  • 後期始業式、スクーリング、体育祭
  • 進路相談会、文化祭、校外学習
  • クリスマス会、3年後期試験、冬休み

1~3月

  • 3者面談、校外学習、スキー教室
  • 後期試験対策授業、単位認定後期試験
  • 卒業式、後期終業式、春休み

今の状態から、学習センターを探そう!

授業に、ついて行けない。

 授業がわからないと学校生活のおもしろみもあまりわきませんね。逆に授業の内容が理解できれば、学校生活もより楽しいものになりそうです。

どこまで分かっているのでしょうか・・・

 授業の内容を理解できればといっても、いままで分からなかったことが急に分かるようにはならないものです。しかも、全部の場合もあるでしょうし、一部もありますね。

つまづいたところを見つけて、やり直すのが近道。

 学校の勉強は、学ぶ順序があります。一つ学習してから、次のステップに進みますね。
だから、つまずいたところを見つけて、そこからやり直すことが、面白くする近道かもしませんね。

の、特色。

  • 個別指導
    学習センターは途中から転校(転入)してくる生徒が多いため、前の学校での勉強と到達点が一人ひとり異なります。このため、一般の授業とは別に学習相談が受けられます。
  • 少人数制
    少人数でクラスを編成し、先生がきめ細かく生徒の状態をみられるようにしています。
  • 習熟度別
    英語や数学など積み重ね学習が必要な教科では、習熟度別にクラスを編成しています。
  • 補習指導
    中学までの学習について、補習の時間を設けています。
  • ITの活用
    映像授業(インターネットやテレビなど)を活用する例が増えています。

出席日数が足りない。

 長期欠席とされるのは欠席日数が年間30日以上になった場合で、そのうち「病気」や「経済的理由」によるものを除いたものが「不登校」と呼ばれています。

出席日数と進級・卒業

 小・中学校については、欠席日数が多いから卒業ができない、ということはほとんどないというのが現実となっています。具体的には、出席日数が少ないと、進級・卒業判定会議という場で検討されます。そこで、本人と保護者の今後への意向を確認し、進級・卒業させた方が良いかどうかが検討されます。現状は、本人や保護者が「もう一度しっかり学習をする」ことを希望するといった場合を除いては、校長裁量で「特例」として進級・卒業が認められるのが一般的です(進級・卒業しない判断を原級留置といいます)。

 しかし、高校になると状況が変わります。受験入学したので全日制・定時制の場合は、学表成績とともに出席日数も進級や卒業の要件として重視されるので、出席日数に満たない場合は、進級・卒業できないという判断につながることになります。私立の中高一貫校の場合も、中学で不登校となった場合は、高校への内部進学が難しくなります。

 出席日数が卒業の要件とならないのが、通信制や単位制の高校です。レポート、テスト、スクーリング出席で必要な単位を習得すれば、卒業資格取得ができます。

 「出席日数が足りず、このままだと留年になってしまう」と悩んでいる人は、これまでに取得した単位を生かすことのできる学校に転入すれば、同級生に遅れることなく卒業し次の進路につなげることができます。このサイトでは、不登校だったの方の中学卒業後の進路や、転入希望者を受け入れるサポート校を幅広く網羅しています。

学校外の施設への通学を出席日数に

 在籍している小学校や中学校に通うことが困難でも、学校以外の施設(フリースクールや適応指導教室)なら通えるという場合、その施設への出席日数を在籍校の出席日数として振り替えて数える、という考えが広まっています。個別に交渉することで可能になるもので、校長裁量によるものですが、出席日数に換算されれば、進学の際に不利になるといった心配が軽減されます。

 この3月には文部科学省の通達により、高校生の不登校生についても学校外の施設に通う場合は、校長の裁量で出席日数として認める方向が打ち出されています。

人間関係が、うまくいかない・・・

こんな先生や生徒がたくさんいたら……

 上から目線で見下ろす・理不尽に厳しい・えこひいきをする先生・・・、本当にイヤですよね。また仲間を“ハブる”・何事にも無気力・無関心な生徒、友だちづきあいに消極的な生徒・・・、これも最近よく見かける中高生の一面です。せっかく入学した学校でも、こんな先生や生徒がたくさんいると、とても学校に行く気分にはなれませんよね。これらは相手の人間性によって自分が傷ついてしまうケースですが、自分自身がとてもデリケートで、他人とコミュニケーションをとることに自信がないという人もいるでしょう。

人間関係が原因で辞める生徒が増加中

 人間関係がとても大切なのはわかりますが、こういった場合、どうすればいいのでしょう。手っ取り早く、学校を辞めてしまうという人も多いと思います。文部科学省が毎年発表する「事由別中途退学者数」を見ると、学校での人間関係を原因に挙げている人の割合が増え続けていることからも明らかです。ただ学校を辞めてもし違う学校に変わっても、同じような先生や生徒がいるのでは、という不安はきっとあると思います。

”居場所”を用意している学校がたくさん

 でも、通信制高校やサポート校では、そのような人間関係に悩んだ人たちに過ごしやすい“居場所”を用意している学校がたくさんあります。一人ひとりを温かく見守り、生徒と同じ目線でじっくり付き合ってくれる先生。自分と同じような苦しみを乗り越え、気心が分かち合える友人もいる。
ぜひそんな学校を見つけて、充実したスクールライフを送りましょう。

学習センターの特色

  • いじめ対策を行っている
    人をいたわる気持ちの大切さを教えるだけでなく、校則やHRなどを通じて、徹底的にいじめを排除しようと対策を立てている学校があります。授業以外でも担任の先生が教室にいることも多く、安心です。
  • 補習室などで個別指導をしてくれる
    人づきあいが苦手という生徒のために、補習室や個別のブース、カウンセリングルームなどの“居場所”を確保し、学習や生活指導などを個々に対応してくれます。
  • 職員室がなく、オープンな雰囲気
    先生と生徒との“カベ”を取り払うという意図で、職員室がない学校があります。先生と生徒、生徒と生徒が自然に触れ合えるので、自然に溶け込めるアットホームな雰囲気に包まれています。
  • 登校日数が少ない「e-ラーニング」
    集団生活がどうしても苦手という人には、最大で8割まで登校日数が減らせる「e-ラーニング」という方法も活用できます。最近は独自のプログラムを実践する学校も増えてきました。
  • 多彩なイベントで交流ができる
    校外授業、特別活動、林間学校、社会科見学、修学旅行などなど、数多くの学校行事に参加することで、先生や生徒と自然に交流が深められます。
  • ペットと一緒に過ごせる
    人間関係が苦手でも、ペットとのコミュニケーションを通して、だんだん元気になれる学校があります。

他に、もっとやりたいことがある。

やりたいことは急に見つかることもある――

 「あんなことををやってみたい」「こんなことをやりたい」など、何かをやりたいという気持ちは、自分でも思ってもみなかった瞬間にわいてくることがあります。そんなわき上がってきた想いを大切にして、新しい一歩を踏み出してみるということが、人生を大きく変えるターニングポイントになるかもしれません。

やりたいことに打ち込みながら高校も卒業できる

 やりたいことをやってみるといっても、それが本当に自分に合った道なのか決断できない方もいるでしょう。その道に飛び込んでみたものの「自分が思っていたものと違う」とギャップを感じることもあるかもしれません。だからこそ、高校卒業資格も一緒に取ることが大きな意味を持つのです。
 高校を卒業していれば、そこから大学や専門学校、短大など、別の道に踏み出すことも可能です。就職を考える場合でも、「中卒」と「高卒」では選択肢が大きく異なるのが現実、高卒資格を持っておくことが損になることはないといえます。
 通信制高校やサポート校に通いながら、自分のやりたいことを思いっ切りやってみることで、自分でも気づかなかった新たな可能性に気づくこともあるのです。

学習センターの特色

  • ダンス・音楽・芸能活動をしながら高校卒業!
    ダンスや音楽などで自分を表現したいという想いを応援してくれる学校です。芸能プロダクションとの連携でプロへの道がしっかり見える学校や、芸大に向けた特別クラスを設けている学校もあります。
  • スポーツの世界でプロを目指す!
    野球やサッカー、テニス、ゴルフなど、さまざまな種目でプロを目指したいという方には、しっかりとしたスポーツ指導を受けられる学校がおすすめです。指導者を目指すプログラムを設けている学校もあります。
  • 自動車・バイクなど、機械いじりを仕事にしたい
    クルマの整備やバイクの修理など、機械いじりが好きだという想いを伸ばして、実際に仕事にできるところまでスキルを学べる学校です。
  • 介護・福祉分野で人の役に立ちたい!
    高齢者や障害者の方をサポートする仕事はたくさんあります。心の通い合う関係性のなかで、ほかの分野では得られない充実感も味わえます。ホームヘルパーなどの資格を実際に取得できる学校もあります。
  • アニメ・マンガの世界に興味がある
    日本を代表する文化でもあるアニメ・マンガ。自分で描きたいという方はもちろん、声優やレコーディングスタッフなど、関連する仕事はたくさんあります。基本スキルからプロのテクニックまで、しっかり身につく学校があります。

学校に、行けない ・・・

学校にいけない、でも本当は

 学校が嫌い、教室にどうしても入れない・・・・・・。いろいろなきっかけで学校にいけなくなってしまったけれど、本当は「勉強をしたい」「友達をつくりたい」という気持ちを持っている生徒も多いのではないでしょうか。

身体と「こころ」の専門家がサポート

 通信制高校やサポート校には、小学校や中学校時代に学校に行けなかった時期がある生徒が比較的多くみられます。さまざまな心配があってなかなか一歩が踏み出せない。そんなときは、カウンセリング体制が充実した学校を選んでみではいかがでしょうか。勉強面のフォローだけではなく、メンタル面でのサポートが必要な生徒にも適切に対応できるよう、先生全員がカウンセラーだったり、保護者にもカウンセリングを行っている学校があります。また、心の病気にくわしい専門機関と連携し、保護者と学校と医療関係者がチームとなって生徒の学びと育ちをトータルに支える体制をとっている学校もみられます。

インターネットなどのメディア活用も増加

 また、「自分のペースで勉強したい」「好きな場所で学びたい」などの希望をもつ生徒には、自宅など自分の好きな場所での「自学自習」を中心に、必要最低限のスクーリングとテストを受けながら高校卒業を目指す方法もあります。最近では、NHKテレビ・ラジオの高校講座の視聴や、インターネットなどのメディアを活用した映像授業なども正規の学習として活用されています。

学習センターの特色。

  • カウンセリング体制が充実
    個性豊かな生徒を積極的に受け入れている学校があります。また、LD、ADHD、高機能自閉症などを持つ生徒に対してさまざまな支援を行っている学校もあります。
  • ゆっくり学校に復帰
    登校は週2~3日。毎日通学はするけど、教室には入りたくないので補習室で勉強。など、生徒のペースに合わせて学習することができます。
  • 登校スタイルが選べる
    週5日通学の全日型や在宅型など自分に合った登校スタイルが選べます。在宅型からはじめて、徐々に毎日通うようになる生徒もいます。
  • ITの活用
    通信制高校では、映像授業(インターネットやテレビなど)を活用する例が増えています。なかには映像授業の内容を中学校や小学校高学年のレベルから制作し、いつでも生徒が見られるようにしているところもあります。

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